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 更新日 2017-05-23 (火)

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理想のマットレスの選び方


「マットレス選び」と「他のアイテム選び」との違いは、身体に影響のあるものかそうではないかが一番の違いではないでしょうか?マットレスは、人生の1/3もの時間をともに過ごし、健康を大きく左右するほど大切なもの。

見た目や価格だけで選んではいけないという理由が、そこにあります。

腰痛や肩こりなどの症状は、マッサージや整体などで、一時的に症状が和らぎますが、生活習慣を見直さない限り、また発症してしまいます。

特に重要なのが、毎日1/3もの時間を費やして血行促進や歪みの矯正、疲労を回復している睡眠時の環境です。なぜなら、身体にあわないマットレスを使用していると、症状を改善するどころか、さらに悪化させてしまうからです。

症状が重くなればなるほど、治療に長い年月が必要になりますが、予防をすることで未然に防ぐことが可能です。

健康なうちに一度、マットレスを見直してみてはいかがでしょうか?

ここでは、あくまでも「健康」と「睡眠の質」を第一に考えた 『マットレスの選び方』 をご案内します。


■マットレスに不可欠な機能


就寝中、身体と布団との間には空間ができます。

この空間の温度や湿度のことを「寝床内気候(シンショウナイ キコウ)」といいます。

日本睡眠科学研究所の実験によって、「深い眠り」につきやすい理想的な寝床内気候条件は、温度が33±1℃、湿度が50±5%であることがわかりました。

この環境を作るうえで、マットレスには、無くてはならない機能があります。その機能に優れている素材のマットレスほど、身体に優しく健康を支える良質な睡眠が実現できます。


マットレスに不可欠な機能

マットレスに不可欠な機能について


■マットレスの役割で、最も重要なのが身体を支えること(支持性)


マットレスは何を基準に選べばよいのかご存知でしょうか?

睡眠中は、筋肉が緩みダランと力の抜けた状態となります。

そのため、活動時のように姿勢を正すことができず、最も荷重のある肩や腰への負担が大きくなり、腰痛や肩こりの原因となってしまいます。

肩や腰に負担をかけないために、ダランと力の抜けた身体を支える筋肉の役目を担い、寝姿勢を常に適正な状態に保つのがマットレスの役割。

マットレスには、腰部の筋肉の緊張が解けてもお尻が落ち込まない優れた支持性とともに、負担を分散させることのできる体圧分散性が不可欠です。

また、敷きパッド、もしくは、敷きふとんで処理しきれなかった汗がマットレスに溜まると、ダニやカビが発生しやすいため、マットレスには汗の処理(吸湿、発散性)を考慮した設計であることも必要です。


■健康を意識するなら、まず始めに選ぶべきは、マットレスの素材


マットレスに使用されている素材は大きく分けて、天然素材と化学素材、そしてスプリングやコイルなどの金属素材に分かれます。

通常、一つの素材だけでは、マットレスに不可欠な機能をすべて満たすことができません。そのため、マットレスは、複数の素材を使用し、複数の層で構成されたユニット構造が理想的です。

また、「寝心地」と「寝姿勢」を両立するためには、上層部ほど「吸湿・発散・クッション性」が、下層部に行くに従って「通気・支持性・硬さ」が必要になってきます。

マットレスが支持性に乏しいと、腰痛や肩こりの原因に。吸湿・発散性に乏しいと、敷きふとんが蒸れてしまったり、床やベッドにカビが発生しやすくなってしまいます。

ですので、必ず「吸湿・発散・クッション性」に優れた素材が上層部に、「通気・支持性・硬さ」に優れた素材が下層部に使用してあるマットレスを選びましょう。


■汗の処理(吸湿、発散性)に乏しいマットレスほど、
布団に溜まった汗の発散を妨げてしまう


人は、真夏でも真冬でも、どんなに暑くても寒くても、一晩で約コップ1杯分(200~300ml)の「汗」をかきます。それは、体温を下げないと「深い眠り」に入ることができないためです。

「汗」をかくことによって体温を下げ、「深い眠り」に入りやすくしているのです。

その汗は、最終的に一番下に敷くマットレスへと溜まります。

マットレスに溜まった汗で蒸れてしまうと、身体が冷え筋肉の緊張を誘い、血管が圧迫されて血行不良に陥りやすくなってしまいますので注意が必要です。

なぜなら、腰痛の原因のひとつは、血行障害だからです。

血行が良くなれば鈍くなっていた患部の血液循環も良くなり、痛みが緩和されます。温泉に入ると痛みが緩和されるのは、血行が良くなるからなのです。

また、たまにマットレスの上にじかに寝ている方がいますが、マットレスは、身体を温めたり、汗を吸い取ることがあまり得意ではありません。あくまでも身体を支えることがマットレスの役割。睡眠中は、体温の管理が不十分となり無防備な状態ですので、汗を素早く吸い取り、体温を調節する役割は、布団が担っています。

マットレスを長時間じかに使用していると、蒸れを感じやすくなるとともに、直接汗が溜まってしまい、ダニやカビまで発生しやすくなってしまいます。

ですので、衛生的にも、より長く使用するためにも、必ず汗の処理に優れた敷きパッド、もしくは、敷きふとんをマットレスの上に敷きましょう。


■適正な寝姿勢が、良質な睡眠を生み出します


肩や腰に優しい理想の寝姿勢とは、直立した状態をそのまま横にした状態のことです。

健康な人が直立している時の背骨のS字形の曲がりは、通常4~6cmですが、寝ていて気持ち良いと感じる背骨の曲がりは、2~3cmといわれています。


肩や腰に優しい理想の寝姿勢


仰向けならば、その状態が保てますが、横向きだと片側の肩や腰に過度の負担をかけてしまいます。また、寝床内の保温性は掛けふとんよりも、敷き寝具の力によるところが大きいのですが、横向きだと背中を敷き寝具で温められず、掛けふとんとの間にも大きな隙間が生まれやすく、肩や腰、足が冷えてしまいがち。

逆に、うつ伏せだと首や腰に過度の負担をかけやすいうえに、「寝返り」を妨げてしまうため、首や肩、腰の弱い方は、できるだけ仰向けで眠りにつくようにしましょう。

マットレスは、ごく自然に「寝返り」が打ちやすいように、柔らかすぎず硬すぎない適度な硬さと適度な厚さが求められ、畳の上と同じように身体の折れない姿勢で、仰向けに寝て腰椎部に軽く手が入る位の隙間が開くのが良いとされています。

しかし、快適と感じる好みの硬さや厚さは、人によって異なりますので、マットレスの硬さや厚さに応じて、敷きパッド、もしくは、敷きふとんで調節しましょう。

間違ってはいけないのが、楽な寝姿勢が、適正な寝姿勢とは限らないということ。

肩や腰を痛めている人ほど、誤った寝姿勢を好む傾向にあり、一度身につけてしまうと癖となり、その寝姿勢じゃないと眠れなくなってしまったり、適正な寝姿勢を窮屈に感じてしまうため、さらに悪化させてしまいます。

もし、すでに腰を痛めていて仰向けが辛い場合は、ニールピロー腰痛用の足枕を使用し、横向きから徐々に仰向けへと、寝姿勢を適正な状態に矯正することで、肩や腰への負担がなくなるとともに、深い眠りへ導いてくれます。


■マットレスは、必ずベッドフレームよりも先に選びましょう


ベッドフレームを買った際に、セットでついてくるマットレスで済ませている人がとても多いのですが、セットのものは、できるだけ避けましょう。

なぜなら、ベッドフレームが主役では無いからです。

寝具は、身体に近いものほど重要なため、ベッドフレームも大切ですが、それよりもマットレスのほうが大切なのです。

ですので、必ずマットレスを先に選んでから、それに見合うベッドフレームを選ぶようにしましょう。


■マットレスの厚さについて


マットレスの厚さは、単体ではなく、必ずセットで考えましょう。

■畳やフローリングなど、和式タイプの場合

和式でのセット = 敷きパッドの厚さ + 敷きふとんの厚さ + マットレスの厚さ。

厚すぎると、押入れの出し入れや持ち運びが大変だったり、逆に薄すぎると、底つきを感じてしまうため、セットの厚さは、約10cmくらいが理想です。

■ベッドなど、洋式タイプの場合

洋式でのセット = ベッドパッドの厚さ + ベッドマットレスの厚さ + ベッドの高さ。

厚すぎて、高くなりすぎると、落下、転倒したときに危険だったり、逆に薄すぎて、低くなりすぎると、起き上がりが大変になるため、セットの厚さ(高さ)は、自分が丁度良いと思う椅子の座面と同じくらいが理想です。(約40~50cmくらいがベスト。)


■床用マットレスとベッド用マットレスの利点と欠点


【床用マットレス】

主に畳やフローリングで使用するために作られた、薄めのマットレス。

▶ 利点
・場所をとらないため、スペースを有効利用できる
・敷き寝具と同じように水洗いや日干しができるため、衛生的に使用できる
・持ち運びや廃棄処分が楽にできる

▶ 欠点
・布団やマットレスをたたんだり、しまわないといけない
・湿気が逃げにくいため、布団を干す頻度が多くなる
・フローリングの場合、カビやすい
・収納場所が必要

【ベッド用マットレス】

主にベッドで使用するために作られた、厚めのマットレス。

▶ 利点
・起き上がりが楽にできる
・布団やマットレスを敷きっぱなしにできる
・湿気が逃げやすいため、布団を干す頻度が少なくてすむ

▶ 欠点
・部屋のスペースをとられてしまう
・振動が伝わりやすく、揺れやすい
・ベッドから落下、転倒の危険性がある
・マットレスの換気や廃棄処分が大変


■柔らかいマットレスほど、お尻が落ち込み腰痛を引き起こしやすい



柔らかすぎるマットレスと理想のマットレス


腰痛は、人間が二本足で歩行をするかぎり宿命的であり、全世界のおよそ80%の人が一度は経験すると言われています。

人間がかかる病気の第一位は風邪ですが、第二位は何と、腰痛なのです。

なぜなのでしょうか?

思いうかべてみてください。

立っているときの人間の背骨は、地面に対して垂直になっていて、その上に重い頭が乗り肩からは二本の手がぶら下がっています。

この上半身の体重は、背骨の根元である腰に全面的に加わります。さらに下方からは、運動により地面からのショックが加わります。上体の体重と運動によるショックのほとんどすべてが、腰骨と骨盤のつなぎ目にかかっているのです。

腰にたまった疲労は、就寝中に回復していきます。それにもかかわらず、柔らかいマットレスで寝ていると、お尻が下に落ち込み腰に大きな負担がかかってしまい、疲労を回復させるどころか、余計に悪化してしまいます。

それは、腰痛のもうひとつの原因が、お尻の落ち込んだ寝姿勢にあるからです。

柔らかいマットレスほど、お尻が大きく落ち込み、腰により負担がかかります。また、腰部がヘタるのも早いです。仰向けになった場合、お尻が一番重く体重のおよそ44%の荷重を受けるからです。


身体への負担の割合


仰向けに寝たとき、荷重を最も多く受けるのがお尻のあたりで次が胸の下。
マットレスが柔らかすぎると、お尻、胸が落ち込み、頭、腰、脚が持ち上がったW字形の寝姿勢になります。

この姿勢では腰の負担が大きくなり、腰痛を招きやすいのです。マットレスは、腰部の筋肉の緊張が解けてもお尻が落ち込まない支えが必要です。

お尻が下に落ち込むと仙骨と第5腰椎を結ぶ角度が大きくなってその間の椎間板に対する圧力が大きくなります。周りの筋肉にも大きな負担がかかってしまいます。


椎間板ヘルニアの原因


柔らかい寝具の問題点は、30年以上も前から指摘されていた中、ふわふわの
柔らかいマットレスが欧米で一時大流行しました。

その後日本でも話題となり、現在でも柔らかいマットレスが販売されています。

しかし、ある大学の人間工学の教授が、体の構造の見地から
「最悪の寝姿勢だ。」とその危険性を指摘したのです。

長時間の使用では、腰痛を引き起こす可能性がとても高いとのことでした。

柔らかいマットレスは、欧米で開発され生まれたため、骨格が大きく体幹の強い欧米人向けに設計されています。

骨格が小さく体幹の弱い日本人には、あまり適していないのです。

洋服や靴のように、品質やサイズ、臭いなどが日本の基準とは大きく異なるように、寝具も異なります。そもそも日本人と欧米人では体格がまったく違うため、日本人の体型に合わせるためには、設計の段階から構造を見直す必要があります。

また、身体に影響のないものであれば問題はないのですが、健康を大きく左右するものとなると話は別。国ごとに安全基準がまったく異なる海外製のものは、品質面においても少し不安が残ります。

ですので、できるだけ日本製のものを選びましょう。


■身体にフィットするマットレスほど「寝返り」を妨げ、
揺れやすいマットレスほど「深い眠り」を遮る


「寝返り」は睡眠中、身体の一部に圧迫を感じることで起こります。


寝返りの頻度


よく移動中の飛行機や新幹線などで寝てしまい、起きたら身体のあちこちが痛かったりしたことは、ありませんか?

一定時間、同じ体勢のまま「寝返り」ができないと、負荷の大きい首や肩、腰などの血管が圧迫され続け、最終的には血行不良に陥ってしまいます。

起床時に、片頭痛や首痛、肩痛や腰痛、足のしびれなどが起こりやすいのは、そのためです。

「寝返り」によって圧迫部分が開放されると、血液がスムーズに循環し、マッサージに似た作用が働き、昼間の筋肉の疲れをとったり、睡眠中の血行不良を防いでくれます。また、眠っている間は、背骨が縦の重力から開放され、この状態で身体をねじる動きは、日中に生じた全身の歪みを矯正する働きもあります。

「寝返り」は、日々の健康を保つためのとても重要な生理現象なのです。

柔らかくて身体にフィットするマットレスは、圧迫を感じないため、血行促進に欠かせない「寝返り」を妨げてしまいます。逆に硬すぎると、腰が浮いて背骨が不自然に曲がり、背中や腰に負担が集中し痛みを感じてしまうため、必要以上に「寝返り」を行い、筋肉に十分な休息を与えることができません。

さらにマットレスが揺れやすいと、この「寝返り」の度に目が覚めてしまうことも。

マットレスには、ごく自然に「寝返り」が打ちやすいように、柔らかすぎず硬すぎない適度な硬さと適度な厚さ、そして「寝返り」をしても揺れないように、しっかりとした安定性が求められ、スムーズな「寝返り」が、首、肩、腰など全身の疲労を回復させるとともに良質な睡眠へと導いてくれます。

また、二人以上で眠りにつく時、同じ部屋で眠るのは問題ありませんが、血行促進や疲労回復に欠かせない「寝返り」を妨げてしまいますので、マットレスは、必ず1人1組、用意しましょう。


■理想的なマットレスの条件


つまり、腰部の筋肉の緊張が解けてもお尻が落ち込まない優れた支持性とともに、負担を分散させることのできる体圧分散性、適度な硬さと適度な厚さ、そして適正な寝姿勢とスムーズな寝返りがしやすい環境を持続させることができるということが理想的なマットレスの条件。

さらに、マットレスは一番下に敷くため汗が行きつく終着点。最もダニやカビが発生しやすいため、汗の処理(吸湿、発散性)を考慮した設計であることが必要不可欠。

ウレタンやスプリング、ウォーターやエアーなどのマットレスを使用していて、腰痛や肩こり、肌荒れやむくみなどで悩んでいるという方はいませんか?

化学素材や金属素材は、マットレスにとって重要な吸湿性がほとんどありません。

汗をマットレスが吸い取ってくれないとしたら、どうなるでしょうか?

・・・その汗はマットレスに溜まり、身体が湿気で不快になり、「浅い眠り」が続いてしまい、疲労を回復できず翌日に持ち越すどころかどんどんと蓄積し、寝起きが悪くなったり、居眠りやダルい一日を過ごすことに。

さらに、吸収しきれなかった汗でマットレスが蒸れてしまうと、身体が冷え筋肉の緊張を誘い、血管が圧迫されて血行不良に陥ってしまいます。

この状態が続くと、老廃物や疲労物質(主に乳酸)が蓄積され、肩こりや腰痛、肌荒れやむくみなど、様々な症状を引き起こしてしまう恐れがあります。

ですので、少なくとも「吸湿・発散性」に優れた素材が上層部に使用してあるマットレスを選びましょう。


やはりマットレスは、天然素材を活かし、健康や環境に優しいものが一番です。
特にその中でも、ひときわ優れている動物繊維のマットレスが理想的。


※天然素材を使用した天然繊維は、植物繊維と動物繊維に分かれます。

特に、動物達の体温を常時調節している動物繊維のほうが同じ動物である人間にとって優れた効果を発揮します。そのため当店では、マットレスにとって必要不可欠な全ての機能において抜群に優れているヒツジやラクダなどの動物繊維のマットレスをおすすめしています。


■おすすめのベッド用マットレス


「畳」の積層構造と高級天然素材を活かし、「快適な寝心地」と「適正な寝姿勢」を追求し、ついにスプリングを超えることに成功した匠のベッドマットレスです。

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血行促進とともに、肩や腰への負担を限りなく減らすため、「蒸れない、落ち込まない、寝返りしやすい」を追求し、ようやく実現できた匠のマットレスです。

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