更新日:2017/09/23 (土)

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理想のカバー、シーツの選び方


カバーやシーツは消耗品なので、ついつい適当に選びがち。

破れや傷、汚れなどから守るのがカバーやシーツの主な役割ですが、実は、それよりも重要な役割があります。

それは、布団の機能を阻害せずに、性能を最大限まで引き出すこと。

また、カバーやシーツは、じかに肌に触れるため、身体に影響のある大切なもの。

ここでは、あくまでも「健康」と「睡眠の質」を第一に考えた 『カバー、シーツの選び方』 をご案内します。


■カバー、シーツに不可欠な機能


就寝中、身体と布団との間には空間が生まれます。

その空間の温度や湿度のことを「寝床内気候(シンショウナイ キコウ)」といいます。

日本睡眠科学研究所の実験によって、「深い眠り」につきやすい理想的な寝床内気候条件は、温度が33±1℃、湿度が50±5%であることがわかりました。

この環境を作れるかどうかが、カバーやシーツ選びの基本ですが、そのためには、無くてはならない機能があり、その機能に優れている素材のカバーやシーツほど、身体に優しく健康を支える良質な睡眠が実現できます。


カバー、シーツに不可欠な機能

カバー、シーツに不可欠な機能について


■カバー、シーツの役割で、最も重要なのが
布団の機能を阻害せずに保護すること


人は、真夏でも真冬でも、どんなに暑くても寒くても、一晩で約コップ1杯分(200~300ml)の「汗」をかきます。それは、体温を下げないと「深い眠り」に入ることができないためです。

「汗」をかくことによって体温を下げ、「深い眠り」に入りやすくしているのです。

その「汗」の30%が掛けふとんに、70%が敷きふとんに吸収されます。


カバー、シーツの役割


体温が下がると脳の温度も下がり、眠くなります。これは、昼間の活動によって疲れた身体と脳を冷やして、休息をとらせるためのとても重要な生理現象なのです。

低体温になると眠気が出てくるというのは、よく雪山などで眠気に襲われるのと同じメカニズム。ちなみに、冷え性でもともと低体温の場合は、逆に体温を保とうとするので、なかなか体温が下がらず、寝付きが悪くなります。

つまり、「深い眠り」へとスムーズに入るには、体温を下げるためにかく「汗」の処理がなによりも大切ということ。

「汗」を素早く吸収・発散させて布団の中の環境を「深い眠り」につきやすい環境にしてあげることが布団にとって最も重要な機能。

この布団の機能を阻害せずに、破れや傷、汚れなどから守るのがカバーやシーツにとって最も重要な役割です。

※「深い眠り」につきやすい環境とは、布団の中の温度33±1℃、湿度50±5%。
また、「深い眠り」につきやすい体温は、平熱体温 - 1.0~1.5℃です。


■汗の処理に乏しい素材のカバー、シーツほど、
布団の機能を妨げてしまう


カバーやシーツに使用されている素材は大きく分けて、天然繊維と化学繊維に分かれます。

天然素材をもとに、自然から生まれた繊維が天然繊維です。

繊維自らが呼吸し、常に快適と感じる温度と湿度を保つ働きがあることから、「生きた繊維」ともいわれ、同じ自然の生き物である人にとって身体に優しく、優れた効果を発揮します。


素材の種類素材の種類


それに対して、人の手によって生まれたものに、化学繊維があります。

化学繊維は、主に石油などの原料をもとに、化学的に作りだした繊維のため、寝具に不可欠な吸湿性、もしくは発散性に乏しく、睡眠中にかいた「汗」を素早く吸収・発散させることが、あまり得意ではありません。

そのため、繊維を加工して補ってはいますが、天然繊維のように繊維自らは呼吸ができないため、常に快適と感じる温度と湿度を保つ働きがありません。

肌触りが心地良く、瞬間的な温かさや涼しさが化学繊維の特徴ですが、長時間使用していると身体の熱がこもり、蒸れを感じてしまうのは、そのためです。

熱がこもった温かさは、自然の温かさとは違い、窓を閉め切った部屋の中で寝ているような、蒸し暑さを感じる心地の悪い温かさになってしまいます。

現在では、衣類や靴などの素材として、定番とも言えるほど成長した化学繊維ですが、体温の管理が不十分となり無防備な状態が続く、睡眠中となると話は別。

そのため、肌に直接触れる寝具だけは、できるだけ天然繊維のものを選びましょう。

また、柄はできるだけプリントものではなく、無地のものがおすすめ。化学染料にて染め上げたプリント柄の生地は、見た目は良いのですが、生地にとって重要な吸湿、発散、通気性、柔らかさなどが損なわれてしまいます。


■肌の乾燥や髪の傷みを防ぐためには、保湿性が重要なポイント


健康的な肌や髪に「うるおい」は欠かせません。

特に睡眠中は、肌の乾燥や髪の傷みが進みやすくなるため、寝ている間も、常に「うるおい」を与えることが大切です。

そのため、肌や髪にじかに使用する寝具ほど、保湿性が求められますが、化学繊維には、この保湿性がほとんどありません。

寝具が保湿性に乏しいと、「うるおい」を与えられないため、肌や髪への負担が増え、乾燥肌や敏感肌、枝毛や切れ毛になりやすいという問題があります。

また、摩擦による静電気が起きやすく、ホコリや花粉、化学物質などを寄せつけやすいため、アレルギー反応にも注意が必要です。

常に健康的で美しい肌や髪を保ちたい方や、肌の弱い方には、保湿性に優れ、肌や髪に負担のかからない天然素材のカバーやシーツがおすすめです。


■カバー、シーツの利点と欠点


カバーとシーツは、主に3タイプあり、それぞれ、利点と欠点があります。

【カバー】

枕や布団を丸ごとファスナーで包み込むタイプです。

▶ 利点
・表面と裏面の両面とも使える
・ずれにくい
・裏面も保護できる

▶ 欠点
・洗濯時の脱着に手間がかかる
・本体の数だけ必要になる
・値段が張る

【フラットシーツ】

1枚布で、上下左右を布団の下に入れ込むタイプです。

▶ 利点
・サイズや厚さに左右されずに使用できる
・複数枚まとめて保護できる
・掛けシーツとしても使用できる
・洗濯時の脱着が楽

▶ 欠点
・めくれたり、ずれやすい
・裏面は保護できない

【ボックスシーツ】

箱を半分に切った形をしていて、ベッドマットレスごと被せるタイプです。

▶ 利点
・複数枚まとめて保護できる
・ずれにくい
・洗濯時の脱着が楽

▶ 欠点
・ベッドマットレスにしか使えない
・ぴったり合うサイズが、なかなか無い
・裏面は保護できない


■打込本数が多い生地ほど、カバー、シーツに向いている訳ではない


打込本数とは、生地における1インチ(2.54cm)×1インチ(2.54cm)の四角形内の縦糸と横糸の合計本数です。


打込本数


生地のグレードが高くなるほど打込本数が多くなり、使用する糸が細く量も多くなるため、柔らかさが増し身体にフィットするとともに耐久性が高くなります。

しかし、打込本数が多ければ多いほど、カバーやシーツに向いているという訳ではありません。

使用する糸が細く量が多くなるということは、糸と糸の間隔が狭くなり、通気性が乏しくなるということ。肌触りがどんなに良くても、通気性に乏しいと吸収した汗を発散することができずに蒸れてしまいます。

素材の吹き出しやダニの侵入を防ぐことが役割の布団の側生地とは違い、カバーやシーツの役割は、布団の機能を阻害せずに、破れや傷、汚れなどから守ること。

通気性を高めるためには、むしろ打込本数を抑える必要があり、そのうえで、できる限り薄くて丈夫な生地を用いるのが理想です。

ちなみに、グレードが高くなるほど打込本数が増えるため、重くなると思いがちですが、本数が増えた分、糸が細くなるため、重さはさほど変わりません。


■良質なカバー、シーツほど、保護するレベルが高い


布団カバーとは、文字の通り布団をカバーするもの。

そのため、良質なカバーほど保護するレベルが高いです。

たまに、天然繊維の布団に、化学繊維のカバーやシーツを使用している方がいますが、これでは意味がありません。

それは、カバーやシーツが壁となり、布団の機能を阻害してしまうため。

いくら布団が良質でもカバーがそれに見合うものでないと、布団が性能をフルに発揮できないため、必ず布団の品質に見合ったカバーやシーツを選びましょう。

良質のカバーやシーツを使用すれば、布団の性能がフルに発揮できるでしょう。


■理想的なカバー、シーツの条件


つまり、布団の機能を阻害せずに、性能をフルに発揮させ、尚且つ破れや傷、汚れなどから守り、そのうえで肌触りや耐久性も考慮しているということが理想的なカバーやシーツの条件。

ポリエステルなどの化学繊維のカバーやシーツを使用していて、肩こりや腰痛、肌荒れやむくみなどで悩んでいるという方はいませんか?

化学繊維は、寝具にとって最も重要な吸湿性 or 発散性がほとんどありません。

汗をカバーやシーツが吸い取ってくれないとしたら、どうなるでしょうか?

・・・その汗はカバーやシーツに溜まり、身体が湿気で不快になり、「浅い眠り」が続いてしまい、疲労を回復できず翌日に持ち越すどころかどんどんと蓄積し、寝起きが悪くなったり、居眠りやダルい一日を過ごすことに。

さらに、吸収しきれなかった汗でカバーやシーツが蒸れてしまうと、身体が冷え筋肉の緊張を誘い、血管が圧迫されて血行不良に陥ってしまいます。

この状態が続くと、老廃物や疲労物質(主に乳酸)が蓄積され、肩こりや腰痛、冷え性や肌荒れ、むくみなど、様々な症状を引き起こしてしまう恐れがあります。

ですので、肌にじかに使う寝具だけは、化学繊維ではないものを選びましょう。


やはりカバー、シーツは、薬品を一切使用していない天然素材が一番です。
特にその中でも、ひときわ通気性に優れ、薄くて丈夫な平織生地が理想的。



■おすすめの良質なカバー、シーツ


・必要な機能をすべて満たしている理想のカバー、シーツ。

シルクのように鮮やかな光沢をもち、機能性に優れた超長綿の掛けカバーと、より吸湿・発散性・強度に優れたパーケイルの敷きシーツ、天然繊維の中でも、最も涼しい本麻のカバー、シーツです。

イワタのカバー、シーツ超長綿、本麻カバー、シーツカバー、シーツのおすすめ


■おすすめのリーズナブルなカバー、シーツ


数ある中から厳選した、より吸湿・発散性・強度に優れたこだわり綿100%のカバー、シーツです。

コットンカバー、シーツ


・夏用のカバー、シーツ

天然素材のなかで最も涼しい素材は、麻。

その麻のなかでも、最も涼しいラミー麻を100%使用した本麻カバー、シーツなら、麻素材が持つ高い吸湿・発散性と通気性を存分に発揮。贅沢なまでの涼感で、夏の夜を快適にお過ごし頂けます。

本麻カバー、シーツ


・冬用のカバー、シーツ

「ふとんに入った瞬間のヒヤッとした感触が嫌いな方」におすすめなのが、綿100%起毛カバー、シーツ。

起毛カバー、シーツ


■おすすめのガーゼを使用したカバー、シーツ


赤ちゃんがなめても安心で確かな品質のパシーマとサニセーフ。脱脂綿とガーゼがふんわりと身体を優しく包み込み、寝ている間に疲れを癒してくれます。また、洗うほどに肌触りが良くなり、古くなっても雑巾などとして最後まで使えるエコ寝具です。

・現在使用されている掛けふとんの下にパシーマをご使用下さい。

パシーマ

・現在使用されている敷きふとんの上にサニセーフをご使用下さい。

サニセーフ


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