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 更新日 2017-05-30 (火)

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ヘタらない繊維構造とは?


■羽毛(ダウン)

耐久性は、それほど高くないのですが、主に掛けふとんの素材として使われるため、ヘタることはほとんどありません。

そのため、取扱説明書に従ってきちんと管理していれば、少なくとも15年以上は使用できます。しかし、ほとんどの場合は中身よりも先に側生地が傷んでしまうため、側生地の品質によって耐久年数が変わってきます。


■化学繊維

自然から生まれた素材ではなく、主に石油などの原料をもとに、化学的に作りだした繊維のため、技術力によって品質にかなりの差が生まれます。

一般的に、量販店などで売られている掛け寝具の場合、長くても5年ほどで繊維そのものが劣化してしまい、敷き寝具の場合は、長くても3年ほどで荷重を最も多く受けやすいお尻の下あたりがヘタってきます。

ただし、中国製のものや中綿がウレタン素材の場合、1年も経たないうちにヘタってしまうことも珍しくありません。


■綿(コットン)

昔ながらの綿(コットン)を使用した寝具は現在、量販店などでは取り扱いしていません。一つ一つ手作りで、仕立て直しなどのアフターサービスの手間が大変で、大量販売に向いていないからです。

一般的に、専門店などで売られている掛け寝具の場合、約5年ほどで繊維そのものが劣化してしまい、敷き寝具の場合は、約3年ほどで荷重を最も多く受けやすいお尻の下あたりがヘタってきます。

ただし、仕立て直しをすれば、掛けは少なくとも10年以上、敷きは少なくとも6年以上は使用できます。


■羊毛(ウール)

羊毛(ウール)の顕微鏡写真
羊毛(ウール)
(顕微鏡写真)
綿(コットン)の約2倍、アクリルの約8倍、ポリエステルの約40倍と繊維の中でも、飛びぬけた吸湿性と優れた保温性を備え、主に敷きふとんの素材として使われていますが、繊維を拡大すると、鱗(うろこ)のような突起物があることがわかります。人の髪の毛で例えると、キューティクルと言われているものです。

これをスケールと呼び、ほかの繊維にはみられない羊毛(ウール)の特徴の一つです。

このスケールにより、繊維同士がお互いに絡み合って潰れてしまうため、約3年ほどで荷重を最も多く受けやすいお尻の下あたりがヘタってきます。


キャメルラクダ

キャメルラクダ毛の繊維は、動物繊維の中でも最高峰の耐久性を誇り、主に敷きふとんの素材として使われていますが、繊維を拡大してもスケールは見られません。

そのため、羊毛(ウール)のように、繊維が絡み合って潰れたりすることがありません。

つまり、繊維がヘタらないということです。取扱説明書に従ってきちんと管理していれば、少なくとも10年以上は使用できます。

荷重を最も多く受けやすいお尻の下あたりがヘタって落ち込んでしまうということがないため、腰痛の方にとって理想の繊維構造といえるでしょう。

※羽毛(ダウン)やキャメルラクダ毛のように、耐久性の高い素材が寝具に使われている場合、中身よりも先に側生地が傷んでしまいます。そのため、当店にて取り扱っている製品では、側生地に極めて高品質な生地と太糸を使用することで、過去に類を見ない20年を超える耐久性が実現できました。


※ただし、日干しや換気、クリーニングなどのメンテナンスをせずに敷きっぱなしにしていると、本来の耐久年数の半分も経たないうちに寿命が尽きてしまうことも珍しくありません。

※また、どの繊維も品質によってかなりの差が生まれます。

※ちなみに、羽毛、綿、羊毛、キャメルラクダ毛において、原産地で品質が決まると思っている方がとても多いですが、原産地については、あまり品質と関係ありません。重要なのは、原産地ではなく、品質管理を徹底している飼育農場なのです。


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栃木県栃木市