更新日 : 2017/11/21 (火)

快適な温度と湿度


人は、活動時は体温が上がり、就寝時には体温を下げて眠る準備をします。

夏は暑くて眠れなかったり、冬は寒くて目が覚めてしまったりと、誰もが幾度となく経験したことがあるのではないでしょうか?

日本の夏は、気温のみならず湿度も高いので、発汗がしにくくなり深部体温(身体の中心部の体温)が下がらず、寝苦しくなります。

冬は、10℃以下になると、末梢血管が収縮して血行不良になり、深部体温がスムーズに下がらず、深い眠りになかなか入れません。寒くならないようにたくさんの布団をかけて寝たら、寝ているうちに暑くなって無意識に蹴っ飛ばしてしまい、結果的に風邪を引いてしまうなんていうことも。

また、よく眠れているはずなのに、寝起きのすっきり感が足りないという方は、深部体温が十分に下がっていないため、眠りが浅くなっている可能性が高いです。

快適な室内の温度と湿度は、夏が28℃で冬が20℃、湿度が40~70%と、環境省では推奨していますが、これはあくまでも省エネを含めた目標値。実際には、夏が25℃前後で、冬が23℃前後が快適といわれています。しかし、快適に眠るためには、室内の温度と湿度よりも、布団の中の温度と湿度が重要です。

就寝中、身体と布団との間には空間が生まれます。

その空間の温度や湿度のことを「寝床内気候(シンショウナイ キコウ)」といいます。

日本睡眠科学研究所の実験によって、「深い眠り」につきやすい理想的な寝床内気候条件は、温度が33±1℃、湿度が50±5%であることがわかりました。

理想的な寝床内気候の温度33±1℃、湿度50±5%を目指して、季節や室内の温度や湿度に応じて肌掛けや敷きパッドなどを使い分けましょう。


春夏秋冬、季節ごとのそれぞれ理想的な布団の組合せ

理想的なセットアップ例


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栃木県栃木市